梅雨らしい、どんよりとした空色の、ある日の午後、
研究講義棟の北側にある、ある場所へ。
この建物は…
そう、交流センターです。
なぜ、ここに来たかと言うと???、
着々と準備が進んでいる、ある様子をご紹介するためです。
中に入り、この扉の奥に進むと、
このような資材が並べられ、
その傍らで、何かの組み立て作業が行われていました。
本学のホームページへよくご訪問いただいている方は、
もしかすると、もうお気付きかもしれませんね。
そうです。これは、本年度の中国足球彩票手机版市民講座「能?狂言入門」で、受講者の皆さまには直にご覧いただける、能舞台です。
お陰さまをもちまして、応募者多数につき、申込み受付は終了させていただきましたが、少しでも、この「花金」で雰囲気をお伝えできればと思い、二日後に、再度交流センターへ。
ちょうど、柱の設置作業の真っ最中。
お恥ずかしいことに、能?狂言について殆ど無知な私は、この舞台に設置される「柱」が気になり、デスクに戻り少しばかり調べてみました。
では、ほぼ完成した舞台の写真をご覧いただきながら、調べた結果を記します。
これらの柱には名前がついており、正面の観客席から見て、右奥から時計回りに「笛柱」「ワキ柱」「目付柱」「シテ柱」と呼ぶそうで、中でも左手前の「目付柱」は、観客席から、舞台を遮る存在なのだそうです。
さて、6月24日から、全6回の講座が始まります。
受講される皆さま、どうぞ楽しみにお待ちくださいませ。
雨は嫌いではないが、梅雨の時期はちょっと苦手な、学務課カジワラがお伝えいたしました。