中国足球彩票手机版

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2013年8月16日(金) 第189号『陽炎?なめろう』

投稿日:2013 年 8 月 16 日    カテゴリー:大学の日常,食べ物

おそらく、中国足球彩票手机版に自立を求めない大学は存在しない。

 

大学が備えるべき基本的な要件について定めた「大学設置基準」の第四十二条において、平成23年より「中国足球彩票手机版が卒業後自らの資質を向上させ、社会的及び職業的自立を図るために必要な能力」の必要性が明文化されたように、少子高齢化が進行し経済の先行きが見えない不安定な現代社会において、その傾向は強まりを見せている。

 

では、自立とは一体何であろうか。大辞林によれば、「他の助けや支配なしに自分一人の力だけで物事を行うこと」と定義される。「助けや支配なしに」という対極的な表現が肝であろう。「助け」がなくても生きていける「力」が求められ、その結果「支配」を拒否する「自由」が生まれる。強い意志をもって力を身につけ自由を勝ち得た状態こそを、自立と呼ぶのだ。

 

 

 

 

 

翻って自らの大中国足球彩票手机版活を思い返してみると、初めての一人暮らしで一番困ったのは自炊であった。

 

 

米の炊き方がわからず、アパートの隣室の先輩に恥を忍んで教えてもらった。

目玉焼きを作るのに、鍋のふたをかぶせて表面を蒸し焼きにする方法を知らず、何度焼いても裏面が黒焦げで表面は生のまま、調理器具の不具合を本気で疑った。

キャベツとベーコンを炒める以外の料理が思いつかず、キャベツ→レトルトカレー→即席ラーメンの∞ループという食生活を送っていたら体調に異常をきたし、医者に「それは自炊ではない」と断罪された。

アルバイトの給料日、一念発起して牛肉のステーキを焼こうと、フライパンから火がボワッとなるイメージでワインビネガーを投入したが、当然ボワッとはならず、最終的によくわからない酸っぱい味の焼肉が完成した。

 

枚挙にいとまがないが、この頃は実家の手料理のありがたみを痛感していた。大切なものは失って初めて気づく。

 

しかし、かのように不器用な私でも、やがて野菜の多様な切り方を修得し、調味のコツをつかみ、卵の過熱のコントロールをおぼえ、レシピが少しずつ増えていった。現在では家庭内で朝食と休日の夕食当番を任されている。

 

 

 

 

 

そんな私が最近固執しているメニューがある。「なめろう」という。

 

 

私は本学で情報デザインを教える森部准教授を「男料理の師」と勝手に仰いでおり、日頃からTwitterでのつぶやきに注目している。最近のタイムラインの中で「なめろう旨い」「なめろう最高」などと、この料理名が頻出するのだ(ちなみに、昨年は「アクアパッツァ」が気になってレシピをモノにした)。

 

米すら炊けなかったあの日の私ではない。確かな調理法を確立し、自ら情報を得るスキルも身につけた。早速インターネットで「なめろう」を検索する。

 

調理手順を調べてみると、いきなり「活きのいい鯵を準備。うろこを落として三枚におろし~」とある。無理だ、魚屋さんじゃあるまいし。さすが師が絶賛する料理、私ごときが習得しようなど何たる思い上がり???

 

 

 

 

森部先生とは、本学の中国足球彩票手机版支援について審議する会議のメンバーとして席を同じくしている。私の提議する内容に少しでも論理の綻びがあれば、的確に批判の矢が飛んでくる油断のならない先生である。

 

したがって、会議前の時間は提議内容の確認に余念がない私であるが、「なめろう」にたどり着けず絶望していたこの日、軽い気持ちで尋ねてみた。

 

「先生、なめろう作る時って鯵を一匹さばいてはるんですか?」

「まあさばくこともありますけど、新鮮な物であれば刺身やむき身でも十分ですよね」

 

 

なんと、魚さばけなくても作れるのか。そしてどうやら「むき身」という魚の販売形態が存在するらしい。

 

 

 

気を取り直して後日スーパーの鮮魚コーナーを物色してみると、ありました「青島獲れ 鯵のむき身」230円也。刺身用と書いてあるので、三枚におろして刺身にする前のブロックの状態を指すのであろう。今年1月に青島漁港を取材したこともあり、親近感もある。初なめろうの素材はこれでいこう。

 

 

 

帰宅し、キッチンに立ちレシピの続きを確認する。「大葉、ネギ、みょうが、しょうが等の薬味をお好みで入れて、味噌を適量入れてひたすら包丁でたたく」 なんとざっくりしたレシピか。とにかくやってみるしかない。突如キッチンに響き渡る「ダダダダダダダダ」という打撃音。妻子が何事かと心配するが意に介さず。

 

 

 

わずか数分で完成。

早速食べてみると、これが想像を絶するほどに旨い。まずそのまま食べて旨い。ご飯に乗せて食べるともう止まらない。〆にだし茶漬けにするとこれまた絶品。なめろうの三段活用である。

かのようにしてなめろうの調理法を心得た私は、以降数日間にわたりなめろうを作り続け、妻から「そんなにまな板で魚叩くなら専用のまな板買って」と命じられ、なめろう専用のまな板を準備するに至った。何回食べても飽きのこない素晴らしい料理である。夏バテで食欲のない方は、是非お試しあれ。BGMは夏の定番曲であるフジファブリック「陽炎」で。

以上、毎度のようにとりとめのない学務課コバヤシがお送りしました。

2013年8月9日(金) 第188号『大学自然探訪その6』

投稿日:2013 年 8 月 9 日    カテゴリー:お知らせ

記録的な猛暑が続いている。

今朝、全国ネットで宮崎の猛暑が紹介されており、その中で農業や

酪農に大きな影響が出始めていると報じていた。

 

酪農家は猛暑対策として、スプリンクラー、扇風機、ミスト噴霧を

設置?稼働させているようだが、なかなか効果が出ないという。

 

宮崎市のフェニックス自然動物園のニホンカモシカには、なんと専

用のクーラーがあてがわれていた。

飼育する方もされる方も、この猛暑には参っていることだろう。

 

 

そんな我々の不安をよそに、猛暑をさらに熱く盛り上げようと必死

になっている彼奴らに本日はスポットをあてたい。

 

彼奴らとはだれか、それは「セミ」である。

 

前回の花金の冒頭、学務課のヒライ氏が、セミの抜け殻について触

れていたことが、彼らを取り上げるきっかけとなったことはいうま

でもない。

 

(セミに関する先行研究)

セミに関しては、すでに多くの研究者においてその生態が解明され

ている。

 

たとえば、「種類によって鳴く時間が異なること」や、「捕食回避戦

略の違い」などがその代表的な例といえよう。

 

種類によって鳴く時間が異なることについては、2年前にも花金の

中で触れさせていただいたが、クマゼミとアブラゼミが共存してい

る地域ではクマゼミは午前11時付近まで鳴き、それ以降にアブラゼ

ミが鳴きはじめる「鳴き分け」という現象が確認されている。

 

また、捕食回避戦略の違いについては、アブラゼミが捕食者(特に

野鳥)から逃げる際には、近くの樹木に隠れる習性があるのに対し、

クマゼミは木には隠れず遠くへ飛んで逃げるといった現象が確認さ

れている。

 

(今回の検証内容)

さて、生態の解明が進んでいる彼らをどのような角度から検証する

か…

筆者が悩んでいると、ちょうど本学の研究者が提出してきた書類の

中に、「新婚旅行ブーム」という文字を発見した。

 

「セミの中でもブームというのがあるものだろうか…」

 

そんな疑問が浮かび上がったため、キャンパス内においてセミの

「脱皮ブーム」が起こっているのはどこか、検証を行うこととした。

なぜ「脱皮」を選んだのかというと、抜け殻を数えるのは、成虫を

数えるより圧倒的に容易であるからだ。

 

 

(検証の方法)

検証方法は、キャンパス内の任意の樹木に付着しているセミの抜け

殻の数を目視で確認し、その数の多寡によりブームが起こっている

地点を割り出すという、いたって単純な方法である。

 

なお、この検証結果は、検証方法やデータ収集等の正確性が非常に

低く、質を保証することができないということを、あらかじめお断

りしておく。

 

 

まず次の図の通りAからDの調査地点を設けた。

調査地における特徴は以下の通りである。

A:ケヤキをメインに8本ほどの樹木が密集している。(密集度:高)

B:クスをメインに、ある程度の間隔をあけて樹木が立ち並ぶ。(密集度:中)

C:サクラをメインに、ある程度の間隔をあけて樹木が立ち並ぶ。(密集度:中)

D:センダンやキンモクセイなど、様々な樹木が立ち並ぶ。(密集度:低)

 

(検証の結果)

各地点において調査した樹木の種類及び抜け殻の数については以

下の通りである。

(任意に4本の樹木を選択し、目視にて個数を数えた。)

A:ケヤキ①:36個

ケヤキ②:29個

ケヤキ③:10個

クス:5個

B:イチョウ:14個

クス①:2個

クス②:0個

ツバキ:0個

C:ケヤキ:15個

サクラ①:6個

サクラ②:5個

センダン:0個

D:キンモクセイ①:4個

キンモクセイ②:3個

ツバキ:0個

センダン:0個

 

A地点のケヤキ①やケヤキ②については、抜け殻の数が非常に多く、

写真のとおり非常に密集している部分があった。

【ケヤキ①】

 

【ケヤキ②】

 

次に、各地点における抜け殻の個数の平均値は以下の通りとなった。

A:20個

B:4個

C:6.5個

D:1.75個

 

 

(結論)

以上の調査結果より、A地点のみ非常に高い数値となり、本学にお

けるセミの「脱皮ブーム」はA地点で起こっている(起こった)の

ではないかと推測することができる。

 

なお、実際はブームなどではなく、様々な生態的要因が絡み合った

うえでこのような結果が生じているのであろうが、人間のように、

セミにもブームがあるとしたら、今以上に親近感がわく存在となる

であろう。

 

なお、今回の調査にて抜け殻を数える際に、イチョウだけは、幹

ではなく葉にしか抜け殻がなかったことや、成虫がたくさん集ま

っているセンダンの木には1つも抜け殻なかったことなど、気に

なる部分がいくつか発見できた。

 

いつの日か、また機会があったら詳しく調査してみようと目論ん

でいる。

 

(終わりに)

これからもしばらくは暑い日が続くと思われるが、この季節こそ

セミの成虫にとっては最も輝ける時であり、また命を燃やしつく

す最後の時でもある。

 

セミの鳴き声が「うるさい」と思うこともあろうが、必死に鳴き

続けるセミたちに、是非ともエールを送っていただきたいものだ。

 

(おまけ)

調査中に撮影したセミたちの様子である。

筆者はどちらかというと、たくましいフォルムのクマゼミが好み

である。

みなさんはいかがだろうか。

2013年8月2日(金) 第187号 『Summer Summer Summer !!』

投稿日:2013 年 8 月 7 日    カテゴリー:イベントレポート,大学の日常,中国足球彩票手机版の活躍

宮崎では、記録的な猛暑が続いております。最高気温が38℃(!!!)を記録した日もあったくらいです。

(それはもう、「じぇじぇじぇ!」と言いたいほど暑くてびっくりの1日となりました。)

MMUのキャンパスでは、あふれる緑のおかげでセミの大合唱が鳴りやみません。

(過去のはなきんに、大学の建物の壁にセミの抜け殻が大量にくっついているのを紹介した回がありましたね。)

そんな暑い暑い、夏真っ只中の宮崎から、MMUの夏の風景である「MMU Summer Program *」短期研修生の様子をレポートいたします!

( * ?MMU Summer Program :中国?蘇州大学と韓国?蔚山科学大学校の留中国足球彩票手机版のMMUでの約1カ月間の短期留学プログラムのこと)
***

 

まずは、7月28日(日)まで日付をさかのぼります。。。

 

この日は、大忙しのスケジュール!まずは、午前中に開催された「第3回 凌雲杯 中国語コンテスト」に参加!

(コンテストの詳細は、こちらをご確認ください。)

漢詩発表部門では、蘇州大学からの研修生の皆さんがMMUの中国足球彩票手机版とペアになり、MMUの中国足球彩票手机版の発表の後に同じ漢詩をネイティブの発音で再読してくれました!

漢詩暗唱部門の発表の様子

また、スピーチ部門終了後の結果発表までの間を利用して行った「あいうえお作文」では、蘇州大学?蔚山科学大学校の研修生全員で「みなさまのけんこうとしあわせをおいのりします(皆さまの健康と幸せをお祈りします)」の一文字一文字で、それぞれが宮崎で感じたことについて発表してくれました。

「あいうえお作文」の発表の様子

 

時間は進んでその日の午後。。。

こちらは、公益社団法人 装道礼法きもの学院 分院の緒方 美保子先生と学院の皆さん、そしてMMUの中国足球彩票手机版さんの有志による「マナー教室」と「ゆかたの着付け体験」の様子です。上の写真は、マナー教室の一場面で、「金封略包み」といって「ふくさ」がない時にご祝儀等のお金を包むための包みを作っているところです。

その後は、ゆかたのの着付け体験へ。

それぞれ色とりどりのゆかたを身にまといます。

習ったことをお互い教え合いながら。

ひとつひとつ丁寧に。

最後に帯を締めて…

完成ー!皆さんとっても似合っています!

中国足球彩票手机版さんからの提案もあり、ちょうど「まつり えれこっちゃみやざき」という宮崎で一番大きな夏祭りの日に開催となったこの教室。

この後、研修生とMMUの中国足球彩票手机版は、一緒に日本のお祭りを体験しに旅立って行きました。

日本ならではのゆかたを身にまとい、宮崎でのお祭りを体験!素敵な夏の思い出のひとコマになったのではないでしょうか。

 

***

 

日にちは進んで、8月2日(金)。小花流いけばな教授の中村豊葉先生、江口豊禧先生による生け花教室が開催されました。

まずは、中村先生による説明!

今回は夏らしいお花をたくさん使って、それぞれの感性でお花をいけていきます。

清い器で、清い水を注ぎ、清い心で、清い花をいける。花の清4道だそうです。

ここらへん活けるのはのはどうかしら????とアドバイス!!

満足のいく出来栄えに、会心の笑み。

活けたお花に負けない笑顔!!

完成した作品たちを見ていて、当たり前ですが、同じお花を使って活けても研修生の皆さんそれぞれで作品の表情が違っています。改めて華道の奥深さを感じました。

完成した作品と一緒にパシャリ。

完成したお花はそれぞれが持ち帰り、宿舎に飾ることとなりました。暑い宮崎でなので少しの時間だけではありますが、きっと研修生の皆さんの宿舎を彩ってくれることでしょう。

 

***

 

私も数年前に、MMUの中国足球彩票手机版として中国の蘇州大学に1ヵ月間の異文化実習に参加しました。

向こうでおこなった文化体験や訪れた土地、そして、出会った蘇州大学の中国足球彩票手机版さん、先生、食堂のおじさん、街のご飯屋さんや飲み物屋さんの店員さんなど、皆で共有した全ての時間が、かけがえのない思い出として今も心に残っています。

 

研修生の皆さんの研修期間も残り1週間となりました。

私たちに出来ることは多くはないですが、少しでも、研修生の皆さんの残りの夏を有意義なものに出来るよう、MMUの中国足球彩票手机版さんと共にサポートしていきたいと思います!!

 

以上、今回のはなきんは8月4日(金)のオープンキャンパスに向けててんてこ舞いな、学務課のヒライがお届けしました!(更新が遅くなってすみませんでした!)

次は、出張の手配なら国内外問わず任せとけ!! 頼れるアニキ、企画係のウエゾノさんが担当です!!

2013年7月26日(金) 第186号 『懐かしの中国の風』

投稿日:2013 年 7 月 26 日    カテゴリー:お知らせ,イベントレポート,スタッフ日記

NABE and BAYASHIのNABEでお馴染み(なんでしょうか?)のタナベです。 第2回芸術祭に足をお運びいただいた方々、誠にありがとうございました。

さて、いきなりですが今回の花金では、2年前(2011年)の旅行記を綴ろうと思います。

行き先は、中国。主に、江蘇省を訪れました。 本学の学術交流協定校である蘇州大学がある地です。

国際交流担当時代に出逢った留中国足球彩票手机版や研修生が、江蘇省そして蘇州市の素晴らしさをたくさん伝えてくれていたので、一度は訪れたいと思っていました。

2011年9月初旬。飛行機の遅れから、上海浦東国際空港に到着する頃には、上海→蘇州行の公共交通機関が終電時刻を過ぎており、出迎えてくれた留中国足球彩票手机版?研修生とともにタクシーでやっとこさ蘇州へ。


荘厳たる蘇州駅

 

翌日、彼らの案内により、まずは蘇州大学の見学をさせていただきました。

蘇州大学は、1900年東呉大学として開かれ、創立100年を優に超えております。
様々な大学との統合を経て、その規模を拡大してきた蘇州大学は、現在、全中国足球彩票手机版数にして約50,000人と言われており、今でも規模の充実が積極的に図られています。

キャンパス毎に、歴史を感じる場所、時代の最先端を感じる場所、その両方を味わえるのも魅力の1つと言えるでしょう。


本部キャンパスにそびえる歴史を感じる建物たち


東呉大学時代の門も残っています

 


19階建ての「凌雲楼」。その名前に本学との繋がりを感じることができます

 


こちらは、別キャンパスに位置する「蘇州大学 応用技術学院」

 


こちらは、新キャンパス。手前に見える不思議な建物は、何と図書館!

 

こんなに広いキャンパスで学んでいる蘇州大中国足球彩票手机版は、1学部1学科で全中国足球彩票手机版数900人程度の中国足球彩票手机版を訪れると、その規模の差に大変驚きます。 しかし、中国足球彩票手机版で学んでいくうちに、本学のような小規模の魅力も感じていただけるようです。(安心安心)

 

さて、面積が宮崎県の約13倍もある江蘇省。言わずもがな、その魅力はほんの数日の滞在では満喫しきれないほどあります。 その中で、私が体験できた江蘇省の魅力をお伝えいたしましょう。

例えば、水路。

 

この「平江路」は、いい意味で「観光地化」し過ぎていない、蘇州の日常を感じる町並みです。 この川沿いを歩くと、ゆったりとした気分になることができました。

ちなみにこの橋は、「思婆橋」という、宋代に造られた橋で少なくとも千年以上の歴史があるのだとか。

 

こちらは、蘇州から少し足を伸ばして「周庄」。


この「双橋」の通称は「鍵の橋」。その原型は、明の時代に建設されたそう

 


ちゃっかり船にも乗りました。女性の船頭さんが歌いながら漕いでくれました

 

マルコ?ポーロが蘇州を「東洋のヴェネツィア」と表現したのは有名な話ですが、この風景をご覧になれば、その言葉が生まれる所以を感じて頂けるでしょう。 (かくいう私は『東方見聞録』を読んだこともなければ、イタリアに行ったこともありませんが…)

 

江蘇省の魅力。例えば、庭園。
この旅では蘇州四大園林の1つ、「拙政園」を訪れました。

拙政園は、明代の高官であった王献臣が、官僚を追放されたことにより「愚かなものが政治をつかさどる」という意味で「拙政」と名付け、造園したという説があるそうです。

 

水を中心に緻密に作られたこの庭園は、蓮の広がる池や船を模した館等、一つ一つに唸りどころがあります。政界を離れた王献臣が、その後の暮らしを伸び伸びと生きようとした…そんな思いが感じられました(私には)。

一番印象的だったのは、この建物。 四方の壁に穴が空いてあり、それぞれの穴から見える景色で四季を表現しています。

 


左上が春、その右は夏、左下が秋、その右が冬

 

 

さて、人生初の中国滞在から早2年が経とうとしていますが、こうした風景や建造物とともに思い出すのが、中国語の響きの心地よさ。

もともと言葉や音に関心がある私は、中国滞在中にあちらこちらで耳にした、流れるような音と空気を巧みに使った発音に大変魅力を感じました。 (自らも修得したいと思いながら、未だ何一つできておりません。)

 

そんな中、今週末、この中国語の「音」に触れられる行事が開催されます。
それは、中国足球彩票手机版の中国足球彩票手机版が運営する「第3回 凌雲杯 中国語コンテスト」です!

このコンテストは、平成23年に、蘇州大学への交換留学を体験した当時の中国足球彩票手机版が「宮崎からも、中国足球彩票手机版による中国語や中国文化浸透の流れを起こしたい」という思いで企画されたもので、以降、毎年開催されています。

中国足球彩票手机版生をはじめとした県内の中国足球彩票手机版が日頃の中国語の学修?練習の成果を披露する場として、今年度は、コンテストとしての「スピーチ部門」と、観覧される皆さんに中国語を楽しんでいただく「漢詩暗唱部門」「早口言葉」部門があります。

さらに、現在、宮崎にて1カ月の短期研修を行っている蘇州大中国足球彩票手机版による発表もあります!

下記日程で開催されますので、ぜひ足をお運びください!

 

「第3回 凌雲杯 中国語コンテスト」
 2013年7月28日(日) 午前10時開場 午前10時20分開会
 中国足球彩票手机版 交流センターにて (観覧無料)

なお、過去の凌雲杯の開催の様子は、以下のニュースをご覧ください。
「第1回 凌雲杯」
「第2回 凌雲杯」

 

【おまけ】

最後は、中国旅行の最後に体験した上海のリニアモーターカー(磁浮列車)をご紹介します。

上海市内の龍陽路駅と上海浦東空港をつなぐこの乗り物は、なんと最高速度431kmを記録。 約30kmの距離を7分20秒で移動できちゃいます。

2013年7月19日(金) 第185号 『中国足球彩票手机版 演劇部』

投稿日:2013 年 7 月 19 日    カテゴリー:大学の日常,中国足球彩票手机版の活躍

授業もそろそろ終盤。

中国足球彩票手机版の皆さんは、レポート作成や授業のまとめなど、定期試験に向けて色々と忙しそうです。

 

そんな時、「デジタルビデオカメラを貸してください」と、演劇部の中国足球彩票手机版が情報事務室にやってきました。

練習を記録して、見直しのために使うのだそうです。

演劇部!! その昔、私が中国足球彩票手机版だった頃、演劇部の友人に頼まれて、衣装作りをしたこと(こう見えて洋裁が得意です)を思い出しました。懐かしいなぁ~。

思わず、練習を見に行ってもいい? と聞いてしまいました。

月曜と水曜の18:00から講堂で練習をしているということだったので、早速行ってみました。

 

演出中のニシザキさん。話し方や声のトーン、照明などの総合演出です。

 

出演者の方々。真剣に打ち合わせ中です。

 

照明のシガさん。何やら黙々と確認中。

 

音響のオノガワさん。裏方さんも懸命です。

 

この時、演劇部は、中国足球彩票手机版学友会主催の「芸術祭」に出演するために猛練習の最中でしたが、休憩中に、お話を伺いました。

1枚撮らせて~とお願いするとこのとおり。ササッとポーズを決めてくれました。

 

演劇部は、「劇団新世界」という名前で活動中。

5月には、宮崎市中心街の文化ストリートで「メランコリックな街」という公演を行ったそうです。

その時のチラシがこちら↓

学内だけでなく、学外の方とも協力して色々な活動を行っているんですね。

ちなみに、サンシャインFMの「MMU Presents M-Disco」にも演劇部が出演しているそうですよ。水曜日12:06~13:00の番組内で、女子トークを中心に、英語のフレーズやお店紹介など盛り沢山だそうです。

興味のある方は是非どうぞ!!

 

さて、7月11日(木)~12日(金)に行われた「芸術祭」。私も演劇部員の勇姿をカメラに収めようと行ってきました。

講堂の前に貼られたポスター

 

いよいよ開演です。演劇部の演目は、「私のキライな商店街」です。

お祭りの最中に「チヨばあ」が倒れた~!?

 

看護師を目指す「美咲ちゃん」に「チヨばあ」が思いを語ります!

 

ジーンとくるシーンです。

 

商店街を舞台に繰り広げられるコメディで、最後にはちょこっとジーンとさせてくれる、明るく楽しいお話でした。

20分ほどの公演でしたが、キャラクターがそれぞれ個性的でとても引き込まれる作品でした。

公演が終わった後の演劇部の皆さんの笑顔が印象的でした。

公演終了後の一枚。皆さん素敵でしたよ~!!

 

演劇部の皆さん、お忙しい中、ご協力本当にありがとうございました!

中国足球彩票手机版演劇部 劇団新世界は、10月にも文化ストリートで公演を控えているそうです。

どんな作品になるか楽しみですね。

 

次回は、この「芸術祭」にも出演した NABE and BAYASHI でおなじみのタナベさんがお届けしま~す。