『この世の喜びよ』 井戸川 射子(著/文) 発行 講談社 |
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「この世の喜びよ」は二人称で描かれ、ショッピングセンターの喪服売り場で働く「あなた」はフードコートに一人でいる少女と出会うという物語です。現代詩人ならではの独特の表現で感性が光る作品となっています。 ほかに、「マイホーム」「キャンプ」を収録。
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『荒地の家族』 佐藤厚志(著/文) 発行 新潮社 |
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小説の舞台は東日本大震災での津波の被害があった亘理町。あの災厄から十年余り、私たちが想像もしていなかった十年を、仙台在住の書店員作家が止むことのない渇きと痛みで描いています。
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直木賞受賞作品はこちらの2点!
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『地図と拳』 小川哲(著/文) 発行 集英社
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第二次世界大戦の勃発と終焉までを、満州?奉天の東にある架空の都市《李家鎮》での殺戮の半世紀を描く小説です。日本SF界の新星が放つ、長編歴史空想小説となっています。
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『しろがねの葉』 千早茜(著/文) 発行 新潮社
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千早茜さんが初めて書いた歴史小説です。男社会の宿命や時代の流れに翻弄され、生きることの官能を描き切った新境地にして渾身の大河長篇です。
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過去の受賞作品の一覧ならびに所蔵の有無は以下のリストをご覧ください。
★ 芥川賞受賞作品一覧.pdf
★ 直木賞受賞作品一覧.pdf
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